1966年頃
Pontiac Tempest 2Door Hardtop


この時代のテンペストは、全長が軽く5m20cmほどあり、いかに大きいクルマであったことか。
その大きな車体に、大きなV8エンジン搭載で、縦に配置されたヘッドライトが特徴であった。
次男:祐介談では、この車のオーディオの音響効果は、すごいパワーのエコー機能が搭載されていたらしい。
VANのコマーシャルに出演するため、アメリカからブラザース・フォーが来日した際、祐介本人がこの車で彼らを迎えに行ったそうだ。
その時、このクルマに乗ったブラザース・フォーのメンバー達は、このクルマの音響効果に大ハシャギしていた記憶があるそうだ。

写真は1968年頃、おそらく毎年行っていた今井浜の夏旅行の途中のカットだろう。
オーバーヒートしたのだろうか、謙介本人自ら、バケツでラジエーターに水を入れている。
この時代はこんな珍事は日常茶飯事だったわけだ。それもまた楽しい旅の一部なのだろう。