1970年頃
BMW 2500 4Door


現在のBMWラインナップでのフラッグシップモデルのあたる「7シリーズ」の前身ともなる、BMW2500/3000 セダンシリーズ。当時知られていたのは、この4Drセダン版よりも、2Drクーペスタイル「3.0CSi」 のほうが知名度があったかもしれない。欧州ツーリングカーレース等で、輝かしい経歴があったからでもあるだろう。
この車以前までは、アメリカ車系が多かったわけだが、70年代に入る頃から、このBMWを筆頭に再びドイツ車好みがスタートしはじめたのだ。シルバーカラーの2500は、決して派手さはないものの、華麗で堅実な西独車のコダワリ感が強く感じとれる車だ。
このクルマはその後、長男:祥介に受け継がれていった。