1958年頃
ダットサン・トラック改

年代・スペックなどは不明だが、ベース車は、
おそらく1930年代あたりのダットサンをベースに、なんと大阪の葬儀車などを艤装する工場でワンオフで製作されたクルマらしく、まさにハンドメイドのオープン・スポーツもどきの中古車であった。このクルマは専ら、次男:祐介が乗っていたようで、大阪 - 東京間を往復までした記憶があるそうだ。ブレーキは4輪から鉄のロッドで引っ張るという原始的な機構のもので、効きは相当悪かったらしい。情報こそ少ないが、写真は2枚も現存していた。おそらく、1958年頃の竣工まもない東京・四谷の石津邸前でのショット。謙介夫人の昌子と、謙介妹の寿美子と。もう1枚にはあどけなさすら残る、三男:啓介と。